工場の暑さ対策は何をしたらよいの?無駄なく効果的な方法を紹介!

この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

「工場の暑さ対策は何をしたらよいの?」
「無駄なく効果的な工場の暑さ対策を知りたい」
工場は太陽光による輻射熱や機械からの排熱などにより、室内は暑くなりやすいため、夏場の暑さ対策は必須です。
また、2025年6月の法律改正により熱中症対策が義務化されたことで、暑くなりやすい工場では早急な対策が求められます。
本記事では、効果的な工場の暑さ対策や工場では暑さ対策が必要な理由などを紹介します。
工場での暑さ対策に悩んでいる事業者は、ぜひ参考にしてください。
目次
効果的な工場の暑さ対策

工場は一般的な住宅よりも室内が暑くなりやすいため、暑さ対策が必須です。
工場の暑さ対策に有効な方法は、以下のとおりです。
・遮熱シートの設置
・ビニールカーテンの設置
・スプリンクラーの設置
・工業用エアコンの導入
方法ごとの特徴を確認していきましょう。
遮熱シートの設置
工場の暑さ対策には、屋根に遮熱シートを貼るのがおすすめです。
遮熱シートとはアルミ素材でできた薄いシートのことで、太陽光を反射させて建物の表面温度の上昇を抑えます。
溶鉱炉や乾燥炉など高温となる機械は、遮熱シートで包むと機械から出る熱の大幅なカットが可能です。
遮熱材には遮熱シートの他に遮熱塗料も有名です。
しかし遮熱塗料は作業時の天候や職人の技術力などにより塗りムラがあると、効果が薄れてしまう恐れがあります。
安定した効果を得たい場合は遮熱シートの利用が適しています。
ビニールカーテンの設置
工場の暑さ対策には、ビニールカーテンで空間を仕切るのが効果的です。
工場は室内が広く天井が高いため、空調が効きにくい場合が多いです。
ビニールカーテンで空間を仕切り、空調を管理することで、室内を快適な温度にできます。
作業員が働く場所をビニールカーテンで仕切ると、空調が効きやすくなり熱中症対策にも効果的です。
他にも出入口をビニールカーテンで間仕切りすると、冷えた空気が逃げたり暑い空気が入ったりしにくいため、光熱費の削減につながります。
スプリンクラーの設置
工場の暑さ対策には、屋根にスプリンクラーを設置するのも好適です。
屋根スプリンクラーは屋根に水を撒くことで、屋根や室内における温度上昇の抑制が可能です。
ただし屋根スプリンクラーは、設置後も電気代や水道代がかかります。
また、水分によりサビが発生する可能性もあります。
スプリンクラーの設置はランニングコストとメンテナンスコストを考慮したうえで、導入の検討が必要です。
工業用エアコンの導入
工場の暑さ対策には、工業用エアコンの導入が効果的です。
工業用エアコンは、広い工場でも一気に冷却でき、安定した温度管理が可能です。
設定温度を控えめにしたり省エネ運転などを活用したりすることで、光熱費を抑えながら冷房効果を得られます。
ただし、工業用エアコンの導入にはまとまった費用や工事が必要となります。
スポットクーラーの導入
工場の暑さ対策では、スポットクーラーの導入も効果が期待できます。
スポットクーラーとは、室内全体ではなく狭い範囲を冷却する移動可能な冷房機器のことです。
工事不要ですぐに使用でき、全体の空調よりも消費電力が少ないため、気軽に導入できます。
工場では暑さ対策が必要な理由

工場では、生産性の向上や従業員の体調管理などさまざまな理由から暑さ対策が必要です。
工場では暑さ対策が必要な理由は、以下のとおりです。
・熱中症リスクの抑制
・製品の品質管理
・作業効率の向上
・光熱費の低減
また2025年6月より、熱中症対策が罰則付きで義務化されました。
具体的にはWBGT(暑さ指数)28℃以上または気温31℃以上の環境で、1日4時間または継続1時間以上作業する場合が対象です。
対象となる企業は、違反とならないよう迅速な対応が求められます。
熱中症リスクの抑制
暑すぎる作業環境で働く従業員は、身体的および精神的不調に陥る可能性が高いです。
とくに熱中症は、重症化すると命にかかわる危険性があるため注意が必要です。
従業員の健康を維持するためにも、工場では暑さ対策がとても重要となります。
製品の品質管理
工場で扱っている製品によっては、高温により劣化や変形などが起こる可能性があります。
他にも、暑すぎる室内では工場で使用される機械の不具合も発生しやすいです。
製品の品質や機械の状態を管理するためにも、工場では暑さ対策は必須です。
作業効率の向上
室内が暑すぎると、工場で働く従業員の作業スピードや集中力が著しく低下します。
ミスが頻発することで、生産性が低下してしまう可能性が高いです。
暑さ対策を実施することで、作業効率が向上し生産性低下を回避できます。
また快適な作業環境となることで、従業員のモチベーションが上がり、離職率の低下にもつながります。
光熱費の低減
工場での暑さ対策は、光熱費の低減にもつながる可能性が高いです。
例えば遮熱シートを屋根に貼ると、室内温度の上昇が抑制されるため、冷房の設定温度を控えめにしても快適な室内温度を維持できます。
他にもビニールカーテンで空間を仕切ると空調効率が向上するため、冷暖房費の節約につながります。
遮熱シートやビニールカーテンの活用のように、暑さ対策は光熱費削減につながるものが多いです。
無駄なく効率的に工場の暑さ対策を実施するポイント

無駄なく効率的に工場の暑さ対策を実施するポイントは、以下のとおりです。
・暑さの原因を明確にする
・ランニングコストも考慮する
1つずつ確認していきましょう。
暑さの原因を明確にする
暑さ対策を実施する際は、まずは工場内が暑くなる原因を明確にすることが大切です。
工場が暑くなる原因は、主に以下のとおりです。
・屋根や外壁からの輻射熱
・機械からの排熱
・空調効率が悪い
工場内はさまざまな原因により暑くなります。
無駄なく効率的に暑さ対策を実施するには、原因に適した対策を実施することが重要です。
何が原因か分からない場合は、専門業者による診断を依頼するのがおすすめです。
ランニングコストも考慮する
暑さ対策を実施する場合は、対策にかかる費用だけではなくランニングコストも考慮する必要があります。
工業用エアコンやスプリンクラーなど、電気や水道を使用した暑さ対策は、導入後の光熱費が高くなります。
後悔しないよう、導入前にどれほど光熱費が上がるのかシミュレーションしてもらうのが適切です。
工場の暑さ対策で悩んでいるなら工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボによる遮熱対策の診断がおすすめ

効率的に無駄のない工場の暑さ対策を実施したい場合は、遮熱対策の診断を受けるのがおすすめです。
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボ(運営:ウチノ板金)では、これまで数多くの工場や倉庫での遮熱対策の診断を実施してきました。
暑さ対策を実施する際に、工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボによる遮熱対策診断を受けるのがおすすめな理由は、以下のとおりです。
・歴30年以上の職人が調査
・最新のサーモカメラ付きドローンを使用
・データを分析し暑くなる要因を整理
・状況に応じた具体的な対策をご提案
おすすめする理由から、工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボの特徴を知っていただけると幸いです。
歴30年以上の職人が調査
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボでは、30年以上屋根に関する工事を行っている職人が遮熱対策の診断をします。
適切な暑さ対策を実施するには、温度データだけではなく、建物の構造や屋根の種類などを考慮したうえでの診断が必須です。
長年培ってきた屋根に関する深い知識と経験で、効率的で無駄のない暑さ対策のご提案を行います。
最新のサーモカメラ付きドローンを使用
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボでは、最新のサーモカメラ付きドローンで遮熱対策の診断を実施します。
ドローンを使用するため、普段目の届かない屋根や外壁の細部まで撮影できます。
サーモカメラでは、夏の暑さの原因となる建物の表面の温度分布の確認が可能です。
建物の温度データをもとに、どこにどのような暑さ対策を実施したらよいかを判断します。
データを分析し暑くなる要因を整理
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボでは撮影データをもとに、暑くなる要因を分析し、分かりやすくまとめたレポートを作成します。
建物の問題箇所や改善ポイントが明確になるため、電気代削減や暑さ対策を検討する際に役立ちます。
状況に応じた具体的な対策をご提案
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボでは、屋根の状況やお客様の要望、予算に合わせて、実績豊富な職人が最善のご提案をお約束します。
診断の結果、暑さ対策や修繕など工事が必要となった場合は、そのまま施工が可能です。
ウチノ板金が運営しているクールルーフ.jpは、折板屋根に遮熱シートを貼る「サーモバリアスカイ工法」の認定工事店なので安心してお任せください。
工場の暑さ対策を実施して作業効率低下を防止しよう

工場は構造上、一般的な住宅よりも暑くなりやすいため、夏は暑さ対策が必須です。
暑さ対策を実施することで、暑さが原因で起こる作業効率の低下や品質の低下などを回避できます。
暑さ対策を実施する際は、室内が暑くなる原因を明確にすることが大切です。
工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボでは、最新の機器で建物の温度データをとり、豊富な経験と深い知識をもとに最善のご提案・施工をお約束します。
工場の暑さ対策にお悩みの事業者は、お気軽に工場・倉庫・住まいの屋根診断ラボへご相談ください。